照明の節電

照明は電球以外は
1つ1つの電力はたいしたことありませんが
数が多いと結構ばかになりません。

できるところからということで
廊下やトイレ用にLED電球を用意してみました。

実際にどの程度節電になるのか
いろんな電球で簡易ワットメーターで計ってみました。

DSC02353

種類 カタログ値 計測値
レフランプ40W形 36W 27-28W
13W 6W-8W
徐々に増加
東芝EFD12EN 60W形 12W 5W-7W
徐々に増加
7.2W 計測不能(5W以下)
5.5W 計測不能(5W以下)

簡易ワットメーターですので5W以下は計測できてません

LED電球は価格と性能のバランスがよさそうな
東芝のE-CORE 7.2Wタイプと試しに格安で売られている
恵安のものを用意してみました。

よくよく見ると恵安の接合部の雑さが見え国内メーカーとは比べ物になりませんが
光り方は意外にも自然で中心部だけやけにまぶしくなるようなこともなく
フィンがついている所為か東芝よりは熱くなるスピードは緩いみたいです。
とりあえず試してみたいという形ならありかなとも思えます。

 

実際に測ってみると蛍光灯とLED電球の消費電力はたいしたことなく
使っていない照明を消すことは大事ですが
人がいる部屋なら無理して照明を消すより
他にもっと節電効果の高い対策があるような気もします。

 

蛍光灯を点けたり消したりすると余計に電気代がかかるというのはウソ

これよく親にも言われてたのですが
実際計測してみるとそんなことはありません。

ただし蛍光灯の寿命を縮めるようですので
確かに経済的ではありません。

その点では頻繁に点けたり消したりするようなところでは
瞬時に明るくもなるLEDが有利ともいえますね。

節電を考える

いろいろ大変な事態になってしまい
関東では計画停電が実施されてます。

どこもかしこも節電のため明かりを少なくしていますが
実際に節電を考えた場合どの方法が有効なのか
少し考えてみたいと思います。

この文章を読む前に
とりあえずもう季節的にエアコンが必要ないと感じている方は
エアコンの電源ケーブルを抜いてください。
かなりの節電効果があります。

 

さて節電を考える場合
単純に要因は2つ

  • 消費電力が大きいもの
  • 使用時間が長いもの

消費電力が大きいものとして(ネットで調べた目安の平均値)

  • エアコン 400W-800W(6畳-10畳くらい)
  • 冷蔵庫 50W-70W
  • 加湿器 100W-300W
  • 電子レンジ 1400W
  • ドライヤー 1200W
  • 液晶テレビ 150W
  • 洗濯機 60W
  • 掃除機 500W-1000W
  • デスクトップPCやサーバ 50W-200W
  • 複合機 10W-700W

使用時間が長いもの(ネットで調べた目安の値)

  • エアコン 400W-800W(6畳-10畳くらい)
  • 冷蔵庫 50W-70W
  • 照明 5W-100W
  • 空気清浄機 5W-30W
  • 加湿器 100W-300W
  • デスクトップPCやサーバ 50W-200W
  • ノートPC 10W-30W
  • 複合機 10W-700W ※あくまでも目安です
    ※機器により最大消費電力と待機電力はまちまちです。
    ※自分はPCの起動時間のほうが圧倒的に長いですが
    人によっては液晶TVのほうが長いという方もいるでしょう

 

消費電力が大きいだけで使用時間が短いものは
夏の日中や夕方のピーク時での使用は避けるべきですが
使用時間がそれほど長くはないので
全体での影響は少ないでしょう

特に問題になるのが消費電力も大きくて
使用時間も長い機器

やはりエアコンは非常にネック
しかも冷房は暖房と違い電気を使用しない代替方法がほとんどない
のが現状です。
命にかかわる場合もあるので
体力的な弱者や熱が篭りやすい建物などが
使用しないというのも現実的ではありません。

夏を前に少しでも省電力化と
防衛策の準備を考えておきたいところです。

 

より効果の高い節電

  • エアコンが不要な季節は電源ケーブルをはずす
  • エアコンは我慢できる範囲ならなるべく使わない
  • エアコンが必要な季節は部屋の密閉度を上げる
    (ガスが発生するような環境の場合は注意)
  • エアコンが古い場合は省エネタイプに変える
  • むやみに冷蔵庫を開けない
  • 冷蔵庫が古い場合は省エネタイプに変える
  • 待機電力をきるためにスイッチ付電源タップに変え、不要なときは切る
  • HDDレコーダーのクイック起動やネットワーク連携などの機能を切る
  • テレビを省エネモードに
  • 複合機を省エネモードに
  • デスクトップPCの場合は最新のノートPC(Corei4桁のPC)に変える
    (バッテリで停電対策としても有効、性能もよい)
  • 電球はLED電球に替える

    夏場へ向けての対策提言

    • エアコン、冷蔵庫のエコポイント復活
    • 老人、病人の疎開
    • 学校の長期夏休みと学生のホームステイ先の確保
    • 輪番停電でできれば週4日、各地に停電しない日を設けられるよう調整する
        停電を3時間ではなく1日実施してもらうほうがまだよい
        なんて意見がありますが
        命にかかわる人や1日停電した場合に治安の悪化が予想されるため
        現実的ではないように感じます

      おそらく電力不足は今後日本各地に波及するでしょう
      原発が定期検査に入ったあとは
      少なくとも国が新たな安全対策を制定しそれを実行するまで
      再運転に入れないからです。

      それには数年かかることも予想されます。

      その覚悟を持って我々は取り組まねばなりません。

       

      参考)ECCJ 省エネルギーセンター / 家庭の省エネ大事典

      1. 家庭でいちばん電気を消費するものは ? PDF(818K)
      2. 待機時消費電力を減らしましょう。PDF(818K)
      3. かしこい機器選びのポイントは?PDF(954K)

      Windows7の不要なサービスをとめてみる

      視覚効果をそこそこ切った上で
      不要なサービスをとめてSSDへの負荷を低減したり
      起動がはやくなるか試してみました。

      • BranchCache 手動 > 無効
      • Certificate Propagation 手動 > 無効 (スマートカードを使用しない場合)
      • Desktop Window Manager Session Manager 自動 > 無効
      • Diagnostic Policy Service 自動 > 無効
      • Diagnostic Service Host 手動 > 無効
      • Diagnostic System Host 手動 > 無効
      • Disk Defragmenter 手動 > 無効
      • Distributed Link Tracking Client 自動 > 無効
      • Distributed Transaction Coordinator 手動 > 無効
      • DNS Client 自動 > 無効
      • FAX 手動 > 無効
      • Function Discovery Provider Host 手動 > 無効
      • Function Discovery Resource Publication 手動 > 無効
      • HomeGroup Listener 手動 > 無効
      • HomeGroup Provider 手動 > 無効
      • IP Helper 自動 > 無効 (IPv6が不要な場合)
      • Link-Layer Topology Discovery Mapper 手動 > 無効
      • Microsoft iSCSI Initiator Service 手動 > 無効
      • Netlogon 手動 > 無効 (ドメインにログオンしない場合)
      • Network Access Protection Agent 手動 > 無効 (NAPを使用しない場合)
      • PnP-X IP Bus Enumerator 手動 > 無効
      • Portable Device Enumerator Service 手動 > 無効
      • Print Spooler 自動 > 無効 (プリンターを使わない場合)
      • Remote Registry 手動 > 無効
      • SNMP Trap 手動 > 無効
      • SSDP Discovery 手動 > 無効
      • Superfetch 自動 > 無効 (SSDの場合)
      • Tablet PC Input Service 自動 > 無効 (タブレットPCでない場合)
      • Telephony 手動 > 無効 (ダイヤルアップ接続をお行わない場合)
      • Themes 自動 > 無効
      • UPnP Device Host 手動 > 無効
      • Windows Biometric Service 手動 > 無効 (指紋認証などがない場合)
      • Windows CardSpace 手動 > 無効
      • Windows Event Collector 手動 > 無効
      • Windows Media Player Network Sharing Service 手動 > 無効
      • Windows Remote Management (WS-Management) 手動 > 無効
      • WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service 手動 > 無効

      効果が高そうなのは
      赤字の自動>無効と
      茶字の手動だけど起動しているサービス
      「Tablet PC Input Service」「Telephony」はLOOXではそのままとした。

       

      電源ボタンからログイン画面まで

      設定前:約45秒
      設定後:約44秒

      正確な計測ではありませんが
      体感でもさほど早くはなっていないようです。。。

      LOOX U/G90 レビュー

      かなり安くなったこともあり
      用途が微妙になってきた工人舎の超小型PCの代わりに購入しました。

      同じAtomZのPCながら各種デバイスが強化されているので
      そこそこ快適には使えます。

      またセキュリティもHDD(SSD)パスワードが使えるので
      少ないリソースをドライブ全体の暗号化に振りわけなくても
      ある程度のセキュリティ確保ができます。

      Windows7ProSP1をクリンストール+付属CDからドライバー+最新版のダウンロード
      でインストールしてみましたが
      ・一部はドライバのファイルを手動で指定しないとインストールができない
      ・アップデートナビがインストーラーではじかれる
      ・らくらくズームLiteが動作しない
      のような状態です。

      とりあえずは致命的ではないのでそのまま使用。

      ネットワークは今無線LANがないのでUSB-LANアダプタを使用

      2011-03-17_2301042011-03-17_231500

      DSC02300

      ちょうど中間のような大きさ
      ポケットに入れるには無理がありますが
      工人舎の2台よりは全体のバランスとして扱いやすいです。

       

      工人舎のPMはメモリ512MB、SSD16GBで
      何とかWindows7をダイエットさせて使ってはいたものの
      使っているうちにSSDの書込が異常なほど遅くなってしまい
      ほとんどフリーズ状態でせっかくのバッテリの持ちも待ち時間ばかりで
      あまり意味がないような状態になってしまいました。
      2011-03-07_083039
      さすがにこれはちょっと・・・というような値です。

       

      面白いのはタッチ液晶
      どうやら感圧式と静電式の両方に対応しているようでマルチタッチにも対応
      しかも高解像度で視野角も広く色が黄色っぽいけど明るい。

      でも使い勝手はかなり厳しい
      小さい上に高解像度では操作が難しいし反応もよくない
      素直にスティックポイントを使ったほうがいいです。

       

      バッテリをはずすとSIMスロットがあるとのことで
      使えることを期待したのですがデバイスマネージャには現れず
      BIOSにも設定項目はありませんでした(╥△╥)

      DSC02299

      灰鰤のSIMを刺しても変化せず。

      バッテリのもちは少々きついですが
      起動や終了がまあまあ早いので
      あとはスリープ状態でどれだけ持つかですね。

      WindowsServerBackupあれこれ

      WindowsServer2008R2 SP1において
      使用上の制限やテストしてみたこと。基本的にシステムリカバリーです。

       

      基本的な情報

      • バックアップ専用HDD用意する(推奨)
      • NTFS領域にバックアップする場合でも世代管理&バックアップデータの最小化
      • システム復元時には復元以外のHDDを取り外すか除外を選択する
        ※標準設定ではバックアップデータがあるHDD以外はすべて再フォーマット
      • システムイメージと一緒にバックアップしたボリュームは必ず一緒に復元する必要がある
        ※システムイメージのみの復元ができない。
      • 元のHDDと違うHDDに復元する場合は空のHDDを用意する。
        ※元のデータがあるHDDだった場合はそのままインストールDVDでコマンドプロンプト
        →「Diskpart」>「LIST DISK」>「SELECT DISK X」>「CLEAN」で空にできる
      • 回復ウィザードは開かれて10分以上無操作だと閉じられる。
      • Wbadmin

       

      テスト

      • 2TB以上のデータをバックアップ>×
      • リムーバルディスク(USBメモリ)のバックアップ>×
      • USB HDDのバックアップ>○
      • ネットワークドライブのバックアップ>×
      • SP1適用後のバックアップをSP1適用していないインストールDVDでリカバリー>
      • DVDからのブートのシステムの復元で古い世代のバックアップからの復元>×
        ※おそらくDVDからのブートではシャドーコピーの領域が認識できない?
      • ドライブを2つのパーティションに区切って先頭のシステムドライブのバックアップを
        後方のパーティションにバックアップ&復元>
        • システムドライブではない2つめのHDDの2つのパーティションの1つだけをバックアップ&リカバリー> 
        • NTFSフォーマットのHDDから別のHDDにバックアップをコピーしてのリカバリー >
          ※「WindowsImageBackup」からまったく同じディレクトリ構成にする必要あり。
        • RAIDドライブのバックアップで通常SATAドライブへの復元>テストした環境では復元できた
          ※要:元より大きいHDD、復元後の再起動
          ※復元し、起動できたものの「システムで予約済み」のパーティションの空きが50MBを切ってしまい
          バックアップがエラーになるようになった。→回復するにはこの領域の空き容量を確保する必要がある
          ※ちなみにテストした環境では確認のためドライブ文字を割当て割当削除したあとに空き容量が増えたw

       

      運用上のポイント

      • RAIDを行っている場合は必ずドライバー入りのCDかUSBメモリを用意してシステムの復元テスト。
      • バックアップ専用HDDを用意してバックアップの高速化と最小容量で世代管理を行う
      • バックアップ(1回限り)でシステムドライブのバックアップをポイントポイントで行う。
        →システムディスクの交換&復元のみを利用したい場合に役立つ
      • バックアップ(1回限り)でシステムドライブのバックアップを通常バックアップとは別のHDDに保存する。
      • バックアップ専用HDDではフルバックアップ(通常のバックアップ)と増分バックアップ(高速なバックアップ)でディスク使用量に差はない
        →バックアップ時間とCPUパフォーマンスでどちらにすべきか判断
      • インストールDVDが手元にない場合は無料で使用できるHyper-V Server2008R2のインストールDVDが利用できる。
        ※日本語が選択できるものの表示はほぼ英語でバックアップイメージの時間もずれるので注意
      • 豆知識)システムの復元で[詳細設定]からドライバーをインストールするウィンドウではエクスプローラーが利用できる。